足のお話


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フットケアについて

フットケアというと一般的にマッサージのイメージが強いようですが、足のトラブルを解消し、正しい歩き方ができるように導くことが大前提にあります。ケアを通じてトラブルを解消するだけではなく、原因をつきとめて、歩き方と靴との関係や、ホームケアの方法などについてアドバイスすることも大きな役割です。

フットケアの歴史と必要性

フットケアには、フスフレーゲ、ポドロジー、ポドローゲなどいろいろな呼び方があります。靴をはく歴史の長いヨーロッパでは、足のトラブルは昔から多かったため独自の発展を遂げており、特にドイツは進んでいます。リゼラでも、松山をはじめ富田、西窪が修了した学校はドイツのヘルムートルック社の系列で、ドイツでは国家資格に該当するものです。
一方、靴をはく歴史が浅い日本は、この分野では後発国で、外反母趾が問題になってきたのは1965年頃のことです。特に女性は、ハイヒールや先の細い靴の流行によりトラブルが増えました。また道路が土から舗装化することで、足への負担は大きくなりました。さらに、車や電車などの移動手段の普及により、昔に比べて歩かなくなったことが足の筋肉の低下に関係しているのです。

足の働き

足は「第二の心臓」と呼ばれています。心臓から足の抹消血管まで送られた血液を、再び心臓まで戻すポンプの役割があるからです。健康を維持するためには、足裏の筋肉を使って抹消循環を活性化することが大切。冷えやむくみの改善にもつながります。
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足は「立体構造」になっていることによって、身体を支え、歩いたり走ったリすることができます。足の裏には三本のアーチがあり、アーチ形になっていることで空洞ができ、重さやショックに耐えられるクッションの働きをしているのです。アーチ形の橋やトンネルの構造と同じです。また、足首から指先までの26本の骨を、脚の筋肉が支えているので、筋肉が弱くなると、疲れやすくなったり骨が変形してしまいます。この筋肉を衰えさせないためにも、歩くことが大切なのです。

自分の足をチェック!

足は他の人と比べることがあまりないので、少々痛くても仕方がないとあきらめていらっしゃる方が多いようです。実際に私もそうでした。そもそも歩くことが多かったので、外反母趾、巻き爪、魚の目、かかとはカサカサでとても人には見せられませんでした。足はお手入れや歩き方、靴の選び方などを気をつけていけば確実に変わってきます。ご自分でも足をチェックしてみましよう。
*足の形
母趾(親指)が外側に曲がっていませんか?‥‥‥外反母趾 b
逆に第五趾(小指)が内側に曲がっていませんか?‥‥内反小趾
*部分的に硬くなっている
硬くなっている部分に体重のかけ方が偏っている。 =歩き方や靴が原因かもしれません。
指の間や小指の外側、また指の上が硬くなったり魚の目ができていたら靴の圧迫が原因です。お手入れで早めに除去しましょう。
指のつけね部分が左右に広がっていませんか?‥‥‥開帳足
*爪の状態は? c
親指の両端が巻き込んでいませんか?‥‥‥巻き爪
爪が乾燥して表面に線や溝ができていませんか?
爪の周りに甘皮など溜まってませんか?
爪も指を守る大切な役割があり、カットの仕方や乾燥を防いであげると健康な爪になります。
*冷えやむくみも大敵です。 もともと女性は男性に比べて筋肉の量も少なく発達していないので衰えやすいです。特に足の裏の筋肉を使わないとポンプの役目をしてくれないので血行不良になります。それは女性ホルモンのバランスをくずす原因にもなりますのであなどれません。

理想の足をめざして!

足は気がつかないうちに変形していたり、歩き方が変わって膝や腰などに負担がかかってしまうことが多々あります。足は健康と深く関係しているのです。まずは自分の足を知ることが大切。そして適切なお手入れでトラブルを解消し、ホームケア、靴のこと、歩き方などに気をつけていくことが理想の足にへの近道です。もちろんペデキュアも楽しんで、見せられる自慢の足を目指しましょう。